手元のおしゃれを楽しみたいけれど、「なんだかネイルが手に馴染まない」「せっかくネイルをしたのに、思ったより素敵に見えない」そんな経験はありませんか◎

実は、ネイルデザインの似合う・似合わないには、骨格診断が大きく関わっています。
特に骨格ナチュラルの方は、手の特徴を理解してネイルを選ぶことで、驚くほど手元が美しく見えるようになりますよ♪

今回は、骨格ナチュラル専門として、あなたの手の魅力を最大限に引き出すネイルデザインの選び方をお伝えします。
似合う色や形はもちろん、避けた方がよいデザインまで詳しく解説していきますね!

骨格ナチュラルとは?手の特徴を詳しく知ろう

骨格ナチュラルの基本的な体型特徴

骨格ナチュラル

骨格ナチュラルとは、骨や関節がしっかりしていて、フレーム感のあるスタイリッシュな体型のことです。
全体的に骨格がしっかりしており、筋肉や脂肪よりも骨の存在感が際立つのが大きな特徴になります。

モデルさんに多い体型で、肩幅がしっかりしていて手脚が長く、顔が小さく見えやすいという恵まれた特徴を持っています。
太りにくく、もし体重が増えてもフレームがしっかりしているため、体型の変化が分かりにくいのも骨格ナチュラルならではですね◎

洋服では、カジュアルでナチュラルなアイテムがとてもよく似合います。
麻やガーゼ、コーデュロイなどの素材感のある生地を着ると、骨格の良さが引き立ちます。

骨格ナチュラルの手・指の具体的な特徴

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骨格ナチュラルの方の手には、体型と同じような特徴が現れます。
まず最も分かりやすいのが、手のサイズが大きめだということです。
同性の友人と比べて「私、手が大きいなあ」と感じたことがある方も多いのではないでしょうか。

手のひらや手の甲は、骨や筋が目立って見えるのが特徴的です。
手首の骨の突起も大きめで、3つの骨格タイプの中でも最も骨感が目立ちます。
指の関節も大きめなので、指輪をつけたときに第二関節の下で少しゆるく感じることもあるでしょう。

肌質は、硬すぎず柔らかすぎない、程よいマットな質感をしています。
この肌質の特徴も、ネイル選びにとても重要なポイントになってきます♪

骨格ナチュラルの方によくある手元の悩み

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骨格ナチュラルの方からよく聞く悩みとして、「手が大きく見えすぎる」「骨っぽさが気になる」「ネイルをしても存在感が薄い」といったものがあります。

手のサイズや骨感は、骨格ナチュラルの魅力的な特徴の一つです。
しかし、ネイルデザインによっては、これらの特徴がマイナスに見えてしまうこともあるんです。

例えば、細すぎる爪の形を選んでしまうと、手の骨感だけが目立ってしまい、バランスが悪く見えることがあります。
また、肌質と合わない質感のネイルを選ぶと、爪だけが浮いて見えてしまうことも。

でも大丈夫です!骨格ナチュラルの特徴を理解して、それに合うネイルを選べば、手元がぐっと美しく見えるようになります。
むしろ、手の大きさや骨格のしっかり感は、ダイナミックで印象的なネイルデザインを楽しめる大きなメリットなんですよ◎

骨格ナチュラルに似合うネイルの基本ルール

骨格ナチュラルにおすすめの爪の形

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骨格ナチュラルの方には、手の骨感に負けない、しっかりとしたフレーム感のある爪の形がおすすめです。

最も似合うのは「スクエア」と「スクエアオフ」です。
スクエアは爪先が四角くカットされた形で、スクエアオフは四角い形の角を少し丸くした形になります。
これらの形は、骨格ナチュラルの手のフレーム感と美しく調和し、統一感のある仕上がりになります。

丸みのある形がお好みの場合は、「ラウンド」がおすすめです。
ただし、爪先が細くなりすぎない程度の丸さに留めることがポイント。
あまり細くしすぎると、手に対して爪だけが華奢に見えてしまい、アンバランスな印象になってしまいます。

反対に避けた方がよいのは、「ポイント」や「アーモンド」などの先が細くなる形です。
これらの形は、骨格ナチュラルの手の存在感に負けてしまい、爪が貧弱に見えてしまう可能性があります。

質感選びで差をつける|マット仕上げが最強の理由

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骨格ナチュラルの方の肌質は、程よいマット感があるのが特徴です。
そのため、ネイルも同じようにマットな質感にすると、肌との統一感が生まれて、とてもおしゃれに見えます♪

最近流行りのちゅるんとしたネイルや、光沢感の強いツヤツヤした質感のネイルは、骨格ナチュラルの肌質とは対照的なので、浮いて見えてしまうことがあります。
爪だけがテカテカと光っていると、違和感を感じることも。

マット仕上げのネイルは、骨格ナチュラルが得意とするカジュアルテイストとも相性抜群です。
普段、麻やガーゼ、コーデュロイなどの素材を着こなしている方には、特にマット質感のネイルがしっくりくるはずです。

マット仕上げには、トップコートでマット加工する方法と、最初からマット質感のポリッシュを使う方法があります。
どちらでも構いませんが、マットコートを使う場合は、ベースのネイルがしっかり乾いてから塗ることが重要です。

骨格ナチュラルに似合うの選び方

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色選びでは、骨格ナチュラルのカジュアルで自然体な雰囲気に合う色を選ぶのがコツです。

まず、とてもよく似合うのが「ブラック」と「ネイビー」です。
これらの色は、メンズっぽさも感じられる色ですが、骨格ナチュラルの方が使うと、とてもクールで洗練された印象になります。
特にマット仕上げにすると、抜群におしゃれです!

「グレー」や「カーキ」「ブラウン」などのアースカラーも得意分野です。
これらの色は、骨格ナチュラルの自然体な魅力を引き出してくれます。

明るい色がお好みなら、「テラコッタ」「マスタード」「オリーブグリーン」などの少しくすみがかった色がおすすめ。
原色よりも、こなれた印象の色の方が手に馴染みやすいです。

ワンカラーネイルも骨格ナチュラルは得意ですが、ベージュなど肌色に近すぎる色は避けた方が無難です。
指と色が同化してしまい、手がぼんやりとした印象になってしまいます。

骨格ナチュラルが避けるべきNGネイルデザイン

苦手な質感とその理由

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骨格ナチュラルの方が避けた方がよい質感について、詳しく見ていきましょう。

まず、過度にツヤツヤした質感のネイルは要注意です。
骨格ナチュラルのマットな肌質とは真逆の質感なので、爪だけが異様に光って見えてしまいます。
特に、ミラーネイルのような強い光沢は、肌質との差が激しすぎて不自然な印象になりがちです。

また、細かいラメがぎっしり詰まったようなキラキラネイルも苦手分野です。
骨格ナチュラルのナチュラルで飾らない魅力と、ギラギラしたラメの質感がちぐはぐに見えてしまいます。

ただし、これらの質感が絶対にダメというわけではありません。
使い方次第では楽しむこともできます。
例えば、ツヤ感のあるネイルを使いたい場合は、全体的にではなく、アクセントとして一部に取り入れる程度に留めると良いでしょう。

似合わないと代替案

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色選びでも、骨格ナチュラルには苦手な色があります。

最も避けたいのが、肌色に近いベージュ系の色です。
手と同化してしまい、せっかくネイルをしたのに存在感がなくなってしまいます。
ベージュ系を使いたい場合は、グレーベージュやモカベージュなど、少し色味のあるものを選ぶと良いでしょう。

パステルカラーも、骨格ナチュラルには少し物足りない印象になりがちです。
特に、淡いピンクや水色などの甘い色合いは、骨格ナチュラルのクールな魅力とはミスマッチになることが多いです。

原色系の鮮やかすぎる色も要注意。
真っ赤や鮮やかなピンク、蛍光色などは、骨格ナチュラルの自然体な魅力を損なってしまう可能性があります。

これらの色を使いたい場合は、少しくすませた色を選ぶのがコツです。
例えば、ピンクなら青みがかったくすみピンク、赤ならテラコッタのような色味にすると、骨格ナチュラルらしいこなれた印象になります。

装飾パーツの使い方で失敗しないコツ

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骨格ナチュラルの方は、装飾パーツの使い方にもコツがあります。

実は、スワロフスキーのようなキラキラした小さなストーンは、あまり得意ではありません。
骨格ナチュラルの手の存在感に負けてしまい、チープに見えてしまうことがあります。

パールも同様に、小粒で上品なタイプよりも、大粒で存在感のあるタイプの方が似合います。
装飾を付ける場合は、「大ぶり」「存在感のある」パーツを選ぶのがポイントです。

また、すべての指に装飾を施すよりも、アクセントとして1〜2本の指に集中して装飾する方が、バランスよく仕上がります。
骨格ナチュラルの手なら、大胆なアートも十分に受け止めることができるので、思い切ったデザインにチャレンジするのもおすすめです♪

シーン別|骨格ナチュラルのおすすめネイルデザイン

オフィスシーンで上品に決まるデザイン

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骨格ナチュラルの方がオフィスでネイルを楽しむなら、品があってセンスの良いデザインを選びましょう。

おすすめは、ダークグレーやネイビーのマット仕上げワンカラーです。
落ち着いた色合いなので、フォーマルな場面でも浮くことがありません。
それでいて、骨格ナチュラルらしいクールさも演出できます。

少し遊び心を加えたいなら、ベースは落ち着いた色にして、薬指だけに細いラインアートを入れるのも素敵です。
ゴールドやシルバーの細いラインを縦に入れると、指が長く見える効果もあります。

フレンチネイルを選ぶ場合は、白いフレンチよりも、グレーやベージュのフレンチの方が骨格ナチュラルには似合います。
爪先の幅は細めにせず、少し太めにすると手に負けない存在感が出ます。

グラデーションネイルなら、同系色でまとめたワントーンのグラデーションがおすすめ。
例えば、薄いグレーから濃いグレーへのグラデーションや、ベージュからブラウンへのグラデーションなどが、上品で洗練された印象になります。

カジュアルシーンで個性を発揮するデザイン

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カジュアルなシーンでは、骨格ナチュラルの自然体な魅力を存分に活かしたデザインを楽しみましょう♪

最もおすすめしたいのが、ボタニカル柄のネイルです。
葉っぱや花などの植物モチーフは、骨格ナチュラルの大得意分野!手描きアートで大胆に描いても、手の大きさがあるので美しくまとまります。

ただし、線の細いきれいめな花柄や、可愛らしい小花柄は避けた方が無難です。
骨格ナチュラルの手の存在感に負けてしまい、デザインが貧弱に見えてしまいます。
大きめのモチーフを、ダイナミックに描くのがコツです。

アシンメトリーなデザインも、骨格ナチュラルは得意です。
10本の指すべてを違うデザインにしても、まとまって見えるのが骨格ナチュラルの手の良いところ。
色は統一して、デザインだけを変えると、おしゃれ上級者のような仕上がりになります。

幾何学模様も、骨格ナチュラルにはよく似合います。
三角形や四角形を組み合わせたアートや、ストライプ柄なども、クールで洗練された印象になります。

特別な日のパーティーネイル

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特別な日のネイルでは、普段はできない大胆なデザインにチャレンジしてみましょう。

骨格ナチュラルの方なら、メタリックなゴールドシルバーのネイルも素敵に決まります。
ただし、全面にメタリックを使うのではなく、ベースは落ち着いた色にして、アクセントとしてメタリックを使うのがおすすめです。

例えば、ブラックのベースにゴールドの太いラインを入れたり、ネイビーのベースにシルバーのドットを散らしたりすると、パーティーシーンにぴったりの華やかさが出ます。

ワイヤーアートも、骨格ナチュラルの手なら美しく決まります。
細いワイヤーで抽象的な模様を作ったり、大きめのパーツと組み合わせたりして、アート性の高いネイルを楽しみましょう。

色使いも、普段より少し冒険してみてください。
深いワインレッドやフォレストグリーンなどの濃い色は、骨格ナチュラルの方にとてもよく似合います。

季節別のおすすめカラー&デザイン

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季節ごとに、骨格ナチュラルに似合うデザインをご紹介します。

春には、新緑を思わせるフレッシュなグリーン系がおすすめ。
オリーブグリーンやモスグリーンなど、少しくすんだ緑色が骨格ナチュラルらしい仕上がりになります。
桜のモチーフも、大きめに描けば素敵です。

夏は、海や空をイメージした深いブルー系が美しく決まります。
ネイビーやインディゴなどの濃い青は、夏らしさがありながらも上品で、骨格ナチュラルの魅力を引き立てます。

秋には、紅葉の色合いを取り入れてみましょう。
テラコッタ、バーントオレンジ、ディープブラウンなどの温かみのある色が、この季節にぴったりです。
落ち葉のモチーフを手描きで描くのも素敵ですね。

冬は、モノトーンの出番です。
グレーやチャコール、ブラックなどの無彩色が、冬の凛とした空気感によく合います。
雪の結晶のような幾何学模様も、この時期ならではの楽しみ方です。

セルフネイルで叶える骨格ナチュラル向けデザイン

初心者でも簡単!基本のワンカラーネイル

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セルフネイル初心者の骨格ナチュラルの方には、まずワンカラーネイルから始めることをおすすめします。

用意するものは、ベースコート、お好みの色のポリッシュ、マットトップコート、そして除光液とコットンです。
骨格ナチュラルの方には、マット仕上げが特におすすめなので、マットトップコートは必須アイテムです♪

まず、爪の形をスクエアオフに整えます。
爪切りで大まかにカットした後、ヤスリで角を少し丸くしていきます。
この時、左右対称になるよう気をつけましょう。

ベースコートを薄く塗って、完全に乾かします。
その後、選んだ色のポリッシュを2回に分けて塗ります。
1回目は薄く、2回目で色をしっかり出すイメージです。

最後にマットトップコートを塗れば完成!マットコートは厚く塗りすぎると筆跡が残ってしまうので、薄く均一に塗ることがコツです。

色選びでは、グレー、ネイビー、カーキなどの落ち着いた色から始めると失敗がありません。
慣れてきたら、テラコッタやマスタードなどの個性的な色にもチャレンジしてみてください。

ちょっと上級者向け|シンプルなアートデザイン

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基本のワンカラーに慣れたら、簡単なアートデザインにもチャレンジしてみましょう。

最も取り入れやすいのが、ストライプデザインです。
ベースは落ち着いた色で塗って、細筆やストライピングブラシで縦線を入れます。
骨格ナチュラルの方は手が大きめなので、少し太めの線の方がバランスよく仕上がります。

ドット柄も、簡単でおしゃれなデザインです。
爪楊枝の後ろやドットペンを使って、ランダムにドットを打っていきます。
同じ大きさのドットを規則正しく並べるより、大小のドットをランダムに配置する方が骨格ナチュラルらしいこなれ感が出ます。

三角形を組み合わせた幾何学模様も、意外と簡単にできます。
ネイルテープを使って三角形を作り、その部分だけ違う色で塗るという方法です。
テープを剥がすときは、ポリッシュが完全に乾く前に剥がすのがコツです。

慣れてきたら、フリーハンドで植物のモチーフを描いてみましょう。
完璧でなくても、手描きの温かみが骨格ナチュラルの自然体な魅力とよく合います。

長持ちさせるケア方法

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せっかく綺麗に仕上げたネイルは、できるだけ長持ちさせたいですよね。

まず大切なのが、ネイルをする前の下準備です。
爪の表面を軽くバッファーで整えて、油分をエタノールで拭き取っておくと、ポリッシュの持ちが格段に良くなります。

ネイルが完成した後は、2〜3日に一度、トップコートを重ね塗りしましょう。
特にマットトップコートは剥がれやすいので、こまめなメンテナンスが重要です。

日常生活では、水仕事をするときはゴム手袋を着用し、爪を道具として使わないよう気をつけます。
また、ハンドクリームでしっかり保湿することで、爪周りの健康も保てます。

万が一、一部が剥がれてしまった場合は、その部分だけ直すのではなく、一度オフして全体をやり直す方が綺麗に仕上がります。

骨格ナチュラルのネイルに関するよくある質問

Q. 手が大きく見えるのが悩みです。
ネイルで小さく見せることはできますか?

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手のサイズを劇的に変えることは難しいですが、工夫次第で印象を変えることは可能です。

まず、爪の形は縦のラインを意識したスクエアオフやオーバルを選びましょう。
横に広がる形よりも、縦長のラインの方が指がすらっと見えます。

色選びでは、手と同化してしまうベージュ系は避けて、程よいコントラストのある色を選びます。
ただし、真っ黒などの極端に濃い色は、かえって手の大きさを強調してしまうことがあるので注意が必要です。

また、アートを入れる場合は、横方向のデザインよりも縦方向のデザインを選ぶと、指が長く見える効果があります。

大切なのは、手の大きさをコンプレックスに思わないことです。
骨格ナチュラルの手の大きさは、ダイナミックで印象的なネイルアートを楽しめる大きなメリットなんですよ♪

Q. マットネイルは剥がれやすいと聞いたのですが、本当ですか?

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確かに、マットネイルは通常のツヤのあるネイルに比べて剥がれやすい傾向があります。
しかし、正しいケアをすれば十分に長持ちさせることができます。

まず、ベースコートをしっかり塗ることが重要です。
ベースコートは、ポリッシュと爪の間の接着剤のような役割をするので、手を抜かずに塗りましょう。

マットトップコートは、薄く均一に塗ることがコツです。
厚く塗りすぎると、乾燥の過程で表面にムラができたり、剥がれやすくなったりします。

また、2〜3日に一度、マットトップコートを重ね塗りすることで、持ちが格段に良くなります。
少し手間はかかりますが、美しいマット仕上げを保つためには大切なケアです。

どうしても剥がれが気になる場合は、全面をマット仕上げにするのではなく、一部だけマットにするという方法もあります。

Q. 職場でネイルが禁止されています。
代替案はありませんか?

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ネイルができない環境でも、手元を美しく見せる方法はたくさんあります!

まず、爪自体のケアに力を入れましょう。
爪の形を整えて、表面を滑らかにバッファーで整えるだけでも、手元の印象は大きく変わります。
骨格ナチュラルの方には、スクエアオフの形がおすすめです。

透明のベースコートやトップコートなら、多くの職場で許可されているのではないでしょうか。
ツヤを抑えたマットなトップコートを使えば、自然な仕上がりになります。

ネイルオイルやハンドクリームでしっかり保湿することも重要です。
健康的な爪と手肌は、それだけで美しく見えます。

また、指輪やブレスレットなどのアクセサリーで手元にアクセントをつけるのも効果的。
骨格ナチュラルの方には、大ぶりでシンプルなデザインのアクセサリーがよく似合います。

休日だけでもネイルを楽しめるよう、剥がしやすいピールオフタイプのポリッシュを使うという方法もあります。

Q. 年齢を重ねても楽しめるネイルデザインはありますか?

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骨格ナチュラルの魅力は、年齢を重ねてもより深まっていくものです。
大人の女性だからこそ似合うネイルデザインもたくさんあります。

年齢を重ねた骨格ナチュラルの方には、品のある落ち着いた色合いがおすすめです。
チャコールグレー、ディープネイビー、ワインレッドなどの深みのある色は、大人の女性の手元を上品に彩ります。

デザインは、シンプルで洗練されたものを選びましょう。
過度な装飾よりも、質感や色合いで勝負する方が、大人らしい品格を演出できます。

マット仕上げは、年齢を問わず楽しめる質感です。
むしろ、大人の女性がマットネイルをすると、とても洗練されて見えます。

また、季節感を取り入れたデザインも素敵です。
秋なら深いテラコッタ、冬なら上品なグレーなど、季節に合わせた色選びで、おしゃれ上級者の印象を与えられます。

大切なのは、年齢にとらわれず、自分らしさを表現することです。
骨格ナチュラルの持つクールで洗練された魅力は、年齢を重ねることでより輝きを増していきます◎

骨格ナチュラルネイルで避けたいよくある失敗例

「可愛すぎる」デザインを選んでしまう失敗

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骨格ナチュラルの方によくある失敗の一つが、「可愛らしすぎる」デザインを選んでしまうことです。

例えば、パステルピンクにリボンのモチーフ、キラキラのラメをたっぷり使ったデザイン、小さなハートが散りばめられたネイルなどは、骨格ナチュラルの持つクール自然体魅力とはミスマッチになりがちです。

これらのデザイン自体が悪いわけではありませんが、骨格ナチュラルの手につけると、なんとなく違和感を感じてしまうことが多いんです。
手と爪のテイストがちぐはぐになってしまうためです。

もし可愛らしさを表現したい場合は、色使いやモチーフを工夫してみましょう。
例えば、ピンクでも青みがかったくすみピンクを選んだり、リボンではなく葉っぱのモチーフを選んだりすると、骨格ナチュラルらしい可愛さを表現できます♪

細すぎる爪の形で華奢見えしてしまう失敗

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もう一つよくある失敗が、爪の形を細くしすぎてしまうことです。

「指を細く見せたい」という思いから、ポイントやアーモンド型などの先細りの形を選んでしまうケースがあります。
しかし、骨格ナチュラルの場合、これが逆効果になってしまうことが多いんです。

手や指のフレーム感がしっかりしている骨格ナチュラルが細すぎる爪の形にすると、爪だけが華奢に見えてしまい、全体のバランスが悪くなります。
まるで大きな額縁に小さな絵を入れたような、ちぐはぐな印象になってしまうのです。

特に、ワンカラーなどのシンプルなデザインの場合、この違和感はより顕著に現れます。
爪の形で存在感を出せないので、全体的にぼんやりとした印象になってしまいます。

骨格ナチュラルの方は、爪の形でも「しっかり感」を意識することが、美しい仕上がりの秘訣です。

色選びで手がぼやけてしまう失敗

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色選びでの失敗例として最も多いのが、肌色に近すぎるベージュを選んでしまうことです。

「上品で万能そうだから」という理由でベージュ系を選ぶ方が多いのですが、骨格ナチュラルの場合、肌色と同化してしまい、せっかくネイルをしたのに存在感がなくなってしまいます。

特に、ピンクベージュや薄いベージュは要注意。
遠目で見ると、ネイルをしているのかしていないのか分からないような状態になってしまうことがあります。

また、パステルカラーも同様の失敗を招きやすい色です。
骨格ナチュラルの手の存在感に負けてしまい、色が薄すぎて見えてしまうのです。

もしベージュ系を使いたい場合は、グレーベージュやモカベージュなど、明確に「色」を感じられるベージュを選びましょう。
パステルカラーも、少しくすみを加えた色合いにすると、骨格ナチュラルにもよく似合います。

プロのネイリストが教える骨格ナチュラル向けテクニック

手の骨感を美しく見せる配色のコツ

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骨格ナチュラルの特徴である手の骨感を、美しく見せる配色のテクニックをご紹介します。

まず基本となるのが、「コントラストを意識する」ことです。
肌色とネイルの色に適度なコントラストを持たせることで、手の輪郭がくっきりと美しく見えます。

ただし、コントラストが強すぎると今度は爪だけが浮いて見えてしまうので、バランスが重要です。
肌色が明るめの方は中間色、肌色が暗めの方は少し濃いめの色を選ぶのがコツです。

また、寒色系と暖色系を上手に使い分けることも大切。
骨感をクールに見せたい場合は寒色系(ブルー、グレー、グリーンなど)を、温かみを演出したい場合は暖色系(ブラウン、テラコッタ、オリーブなど)を選びましょう。

複数の色を使う場合は、同系色でまとめるか、対照的な色でメリハリをつけるかのどちらかに決めることが重要です。
中途半端な組み合わせは、かえって手をぼんやりと見せてしまいます。

アートデザインで指を美しく見せる技術

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骨格ナチュラルの方がアートデザインを楽しむ際の、プロならではのテクニックをお教えします。

まず、「縦のラインを意識する」ことが基本です。
縦ストライプ、縦方向のグラデーション、縦に流れるような植物のモチーフなど、縦の要素を取り入れることで、指がすらっと長く見える効果があります。

逆に、横ストライプや横に広がるデザインは、指を太く短く見せてしまう可能性があるので注意が必要です。

アートの「大きさ」も重要なポイント。
骨格ナチュラルの手には、小さくて繊細なアートよりも、ある程度の大きさと存在感のあるアートが似合います。
思い切って大胆にデザインすることで、手とアートのバランスが取れます。

色の「メリハリ」も意識しましょう。
全体をぼんやりとした色でまとめるよりも、ベースは落ち着いた色にして、アートの部分でアクセントカラーを効かせる方が、洗練された印象になります。

また、「非対称」のデザインも骨格ナチュラルの得意分野。
左右の手で異なるデザインにしたり、10本の指をすべて違うデザインにしたりしても、不思議とまとまって見えるのが骨格ナチュラルの手の魅力です。