結婚式のお呼ばれドレス選び、毎回悩みませんか?特に骨格ナチュラルの方は「可愛いドレスを着ても何か違和感がある」「どんなドレスが似合うのかわからない」というお悩みをよく聞きます。
でも大丈夫です◎ 骨格ナチュラルの方には、その魅力を最大限に引き出すドレス選びのコツがあるんです!今回は、シルエットから素材、色選びまで、結婚式で美しく輝くためのドレス選びを詳しくお伝えしていきます。
30代・40代の大人女性が上品に決まるポイントも盛りだくさんですよ♪
骨格ナチュラルとは?体型の特徴をおさらい
まずは骨格ナチュラルの基本的な特徴を確認していきましょう。
自分の体型を理解することが、似合うドレス選びの第一歩です!
骨格ナチュラルの基本的なシルエット

骨格ナチュラルの方は、筋肉や脂肪をあまり感じさせない、スタイリッシュで中性的な体型が特徴です。
骨や関節が目立ち、全体的に四角形のようなフレーム感があります。
肩幅がしっかりしていて、鎖骨や手首、膝などの関節部分が比較的大きく見えるのも特徴的ですね。
また、胸やヒップのメリハリは控えめで、どちらかというと直線的なボディラインを持っています。
肌質はドライで、柔らかすぎず硬すぎない質感です。
このような体型の特徴から、ボリュームのある服でも着負けせず、むしろゆったりとしたシルエットの方が魅力的に見えることが多いんです。
華奢な装いよりも、程よくカジュアルで自然体なスタイルが一番素敵に決まります。
得意とする素材・デザインの傾向

骨格ナチュラルの方が得意とするのは、天然素材特有の自然な風合いを持つアイテムです。
リネンやコットン、ウールなどの素材は、ナチュラルな肌質によく馴染みます。
質感はマットでドライなものが◎ 光沢のある素材よりも、落ち着いた質感の方が上品に決まります。
デザイン面では、構築的でシンプルなラインが得意で、装飾は控えめなものを選ぶのがポイントです。
ゆったりとしたオーバーサイズや、ボリューム感のあるシルエットも着こなせるのがナチュラルタイプの強みですね。
カジュアルな要素があるデザインでも、きちんと感を演出できるのが魅力的です。
逆に、過度にフェミニンな装飾や、体にぴったりフィットするタイトなデザインは苦手な傾向があります。
骨格ナチュラルに似合う結婚式ドレスの選び方
それでは具体的に、結婚式でのドレス選びのポイントを見ていきましょう!各要素別に詳しく解説していきます。
シルエットで選ぶ(Aライン・ストレートラインなど)

骨格ナチュラルの方におすすめのドレスシルエットは、まずAラインドレスです。
ウエストから裾にかけてゆるやかに広がるAラインは、ナチュラルタイプの直線的なボディラインを美しくカバーしながら、エレガントな印象を演出してくれます。
次におすすめなのがストレートラインです。
体のラインに沿いすぎない、程よくゆとりのあるストレートシルエットは、ナチュラルの骨格美を活かしてくれます。
また、エンパイアラインも素敵に着こなせます。
胸下で切り替えがあるデザインは、上半身をコンパクトに見せながら、下半身のボリューム感でバランスを整えてくれるんです。
マキシ丈ドレスも得意で、長めの丈感がナチュラルタイプの手足の長さを美しく見せてくれますよ◎
素材で選ぶ(ハリのある生地・落ち感のある生地)

結婚式ドレスの素材選びでは、程よくハリのある生地を選ぶのがポイントです。
例えば、しっかりとしたコットンや麻混の素材、適度な厚みのあるウール素材などがおすすめです。
これらの素材は、ナチュラルタイプの骨格をしっかりと支えて、美しいシルエットをキープしてくれます。
また、落ち感のある生地も素敵に着こなせます。
とろみのあるレーヨンやテンセル、柔らかなウールジャージーなどは、自然なドレープを作りながらもだらしなく見えません。
避けたいのは、薄すぎるシフォンやサテンなどの光沢が強すぎる素材です。
これらは骨格の凹凸を拾いやすく、ナチュラルタイプには不向きです。
質感としては、マットで自然な風合いのものを選ぶと、上品で洗練された印象になります。
ネックラインで選ぶ(スクエア・ボートネックなど)

ネックライン選びも重要なポイントです。
骨格ナチュラルの方におすすめなのは、まずスクエアネックです。
直線的なラインがナチュラルタイプの骨格によく似合い、きちんと感も演出できます。
ボートネックも素敵で、横に広がるラインが肩幅のバランスを整えてくれます。
また、適度に開いたVネックも◎ ただし、開きすぎると鎖骨の骨感が目立ってしまうので、程よい深さのものを選んでください。
クルーネックやハイネックも、ナチュラルタイプには似合いやすいデザインです。
逆に避けたいのは、深すぎるVネックやUネック、オフショルダーなどです。
これらは骨や関節の存在感を強調してしまい、華やかさよりも骨っぽさが目立ってしまう可能性があります。
首元はある程度カバーされているデザインを選ぶのが安心です。
カラーや柄で選ぶポイント

色選びでは、ナチュラルタイプの魅力を活かす色合いを意識しましょう。
アースカラーやくすみカラーが得意で、ベージュ、カーキ、ブラウン、くすみピンク、スモーキーブルーなどがよく似合います。
結婚式という華やかな場では、これらの色にゴールドやシルバーの小物を合わせることで、上品な輝きをプラスできます。
パステルカラーを選ぶ場合は、あまり甘すぎない、少しくすんだトーンを選ぶのがおすすめです。
柄については、大きめの柄や幾何学模様、ボーダーやストライプなどがナチュラルタイプには似合います。
小花柄を選ぶなら、あまり可愛らしすぎない、大人っぽいデザインを選んでください。
ビビッドすぎる色や、あまりにもフェミニンな色合いは避けて、落ち着いた大人の魅力を演出する色選びを心がけましょう♪
骨格ナチュラルが避けたいドレスの特徴
素敵に見せるためには、避けた方が良いデザインも知っておくことが大切です。
ここでは特に注意したいポイントをお伝えします。
タイトすぎるマーメイドライン

骨格ナチュラルの方が最も避けたいのが、体にぴったりとフィットするマーメイドラインのドレスです。
このシルエットは、ウエストから膝あたりまで体のラインにぴったりと沿い、膝下から大きく広がるデザインですが、ナチュラルタイプには不向きです。
理由は、体の凹凸の少ないナチュラルタイプがタイトなドレスを着ると、メリハリのなさが強調されてしまうからです。
また、骨や関節の存在感も目立ちやすくなり、女性らしい曲線美よりも骨格の直線的な部分が強調されてしまいます。
マーメイドラインは、ストレートタイプのようなメリハリボディの方に最も似合うシルエットなので、ナチュラルタイプの方は避けた方が無難です。
どうしてもフィット感のあるドレスを選びたい場合は、適度にゆとりのあるシースドレスなどを検討してみてください。
甘すぎるフリル・リボン系デザイン

フリルやリボン、レースをふんだんに使った甘いデザインのドレスも、骨格ナチュラルには向いていません。
ナチュラルタイプの持つクールで中性的な魅力と、過度にフェミニンな装飾は相性が良くないんです。
小さなフリルやリボンは、ナチュラルタイプの骨格の大きさに対して貧弱に見えてしまい、装飾に負けてしまう印象になります。
また、多すぎるレースも同様で、繊細すぎるディテールは浮いて見えがちです。
もちろん、まったく装飾のないドレスを選ぶ必要はありませんが、装飾を取り入れる場合は、大ぶりで存在感のあるものや、シンプルで洗練されたデザインを選ぶのがおすすめです。
ナチュラルタイプらしいさりげない上品さを大切にした装飾選びを心がけましょう。
自然体の美しさを活かすことが、一番素敵に見えるコツです♪
薄手で体に張り付く素材

薄手のシフォンやサテン、ジャージー素材など、体のラインにぴったりと張り付くような素材も避けたいところです。
これらの素材は、骨格ナチュラルの方の体型の特徴である骨や関節の存在感を強調してしまいます。
特に、薄手の素材は下着のラインも拾いやすく、美しいシルエットを作るのが難しくなります。
また、光沢の強いサテンなどは、ナチュラルタイプのマットな肌質とも相性が良くありません。
素材に負けてしまい、顔色が悪く見えたり、疲れて見えたりすることもあります。
結婚式という華やかな場では、ある程度の存在感のある素材を選ぶことが大切です。
薄手の素材を選ぶ場合は、裏地がしっかりしているものや、重ね着でボリューム感をプラスできるデザインを選んでください。
素材選びで迷った時は、実際に試着して全身チェックすることをおすすめします◎
シーン別!骨格ナチュラルの結婚式コーデ実例
結婚式といっても、立場やシーンによって適切なドレス選びは変わります。
それぞれの場面での着こなしポイントを見ていきましょう!
ゲストとして参列する場合

友人や同僚の結婚式にゲストとして参列する場合は、お祝いの気持ちを表現しながらも、新郎新婦より目立ちすぎないバランスが大切です。
骨格ナチュラルの方におすすめなのは、膝下丈のAラインドレスです。
色は、ネイビーやグレー、くすみピンクなど、上品で落ち着いた色合いを選びましょう。
素材は、程よくハリのあるコットンブレンドやウール素材がおすすめです。
アクセサリーは、パールのネックレスとイヤリング、シンプルなパンプスとクラッチバッグでまとめると、きちんと感がありながらもナチュラルタイプらしい自然な美しさを演出できます。
ヘアスタイルは、あまりかっちりしすぎず、ゆるやかなアップスタイルやハーフアップがおすすめです。
全体的に「上品だけれど親しみやすい」印象を目指すのがポイントですね♪
二次会やパーティーでの着こなし
二次会やパーティーでは、挙式よりも少しカジュアルで、個性を表現しやすい着こなしが楽しめます。
骨格ナチュラルの方は、この場面でこそ持ち前のセンスを発揮できますよ◎
おすすめは、ミモレ丈やマキシ丈のワンピースドレスです。
色は、深みのあるグリーンやバーガンディ、ネイビーなど、少し個性的な色にチャレンジしてみてください。
アクセサリーは、大ぶりのピアスやブレスレットで、存在感をアピールするのも素敵です。
足元は、ブーティーやローヒールのパンプスで、歩きやすさも重視しましょう。
ヘアスタイルは、ゆるやかなウェーブや、無造作なアップスタイルで、リラックスした雰囲気を演出してください。
親族として参列する場合の上品コーデ
親族として参列する場合は、格式を重んじた上品な装いが求められます。
骨格ナチュラルの方は、きちんと感がありながらも、自然な美しさを大切にしたコーディネートを心がけましょう。
おすすめは、膝丈からふくらはぎ丈のセットアップスタイルです。
ジャケットとドレスの組み合わせで、フォーマル感をしっかりと演出できます。
色は、ネイビー、グレー、ベージュなどの落ち着いた色合いを選び、素材は上質なウールやシルク混の生地を選んでください。
アクセサリーは控えめに、パールのセットで統一するのが安心です。
バッグは、上品なレザーのハンドバッグを選び、靴は3cm程度のヒールのあるパンプスがおすすめです。
ヘアスタイルは、きちんとまとめたシニヨンやローポニーテールで、品格のある印象を作りましょう。
全体的に「信頼感のある大人の女性」という印象を目指すのがポイントです。
骨格ナチュラルが結婚式ドレスを選ぶときの注意点
最後に、ドレス選びや当日のコーディネートで特に注意したいポイントをお伝えします◎
サイズ感に注意してバランスを整える

骨格ナチュラルの方がドレス選びで最も注意したいのは、サイズ感です。
ゆったりとした服が似合うからといって、大きすぎるサイズを選んでしまうと、だらしない印象になってしまいます。
逆に、小さすぎるサイズは体のラインを不自然に強調してしまい、窮屈に見えてしまいます。
理想的なのは、肩幅がぴったり合い、ウエスト周りに適度なゆとりがあるサイズ感です。
袖丈や着丈も重要で、手首や足首がきれいに見える長さを選ぶことで、全体のバランスが整います。
試着の際は、座ったり歩いたりして、動きやすさも確認してください。
また、アンダーウェアの選び方も大切です。
ナチュラルタイプは元々メリハリが少ないので、適度にサポートしてくれるインナーを選ぶことで、ドレスのシルエットがより美しく決まります。
小物やアクセサリーで華やかさをプラス

骨格ナチュラルの方は、シンプルなドレスを選ぶことが多いので、小物やアクセサリーで華やかさをプラスすることが大切です。
ただし、小さすぎるアクセサリーは骨格の大きさに負けてしまうので、適度に存在感のあるものを選びましょう。
例えば、パールのネックレスなら、8mm以上の大粒のものや、2連・3連のデザインがおすすめです。
イヤリングやピアスは、顔周りを華やかに見せてくれる効果があるので、ぜひ取り入れてください。
バッグは、ドレスとのバランスを考えて、小さすぎないサイズを選ぶのがポイントです。
靴選びでは、足元が重要な印象を左右するので、ドレスの丈感に合わせて適切なヒールの高さを選んでください。
ストールやボレロなどの羽織り物も、コーディネートにメリハリを与えてくれる効果的なアイテムです♪
季節や会場の雰囲気に合わせるコツ

結婚式の季節や会場の雰囲気に合わせたドレス選びも重要なポイントです。
春夏の結婚式では、涼しげな素材や明るめの色合いを選んで、季節感を演出しましょう。
リネン混の素材や、爽やかなブルーやグリーンの色合いがおすすめです。
秋冬の結婚式では、温かみのある素材や深みのある色を選んで、季節に合った装いを心がけてください。
ウール素材やベルベット、バーガンディやネイビーなどの色が素敵です。
会場の雰囲気も大切な要素で、ホテルでの結婚式なら上品でフォーマルな装い、ガーデンウェディングなら少しカジュアルで自然な装いが適しています。
チャペルでの挙式では、肌の露出を控えめにしたデザインを選ぶことも大切です。
事前に会場の雰囲気を確認して、TPOに合った装いを選んでくださいね◎
まとめ
骨格ナチュラルの結婚式ドレス選びは、Aラインやストレートラインのシルエットで、程よくハリのある素材を選ぶのがポイントです。
タイトすぎるマーメイドラインや甘すぎるフリル・リボンは避けて、自然体の美しさを活かしましょう。
小物やアクセサリーで華やかさをプラスして、TPOに合わせた上品な装いを心がけてくださいね◎