「ネイルをしたのに、なんだかしっくりこない」「手が大きく見えちゃう」そんな悩みを抱えている骨格ナチュラルさんは多いのではないでしょうか。
実は、骨格タイプに合わないネイルを選んでしまうと、せっかくの美しい手元が台無しになってしまうことがあります。
骨格ナチュラルさんは、しっかりとした骨格と大きめの手が特徴です。
この特徴を活かすネイル選びができれば、手元がぐっと洗練されて素敵に見えますよ。
今回は、似合わないネイルのパターンから逆算して、あなたにぴったりのネイル選びのコツをお伝えします。
骨格ナチュラルがネイルで失敗する5つのパターン
骨格ナチュラルさんが「なんだか似合わない」と感じるネイルには、実は共通したパターンがあります。
まずは、よくある失敗例を知って、同じ轍を踏まないようにしましょう。
ポイント型で華奢すぎる印象になってしまう

ポイント型(アーモンド型)のネイルは、爪先が細く尖っているエレガントな形です。
確かに美しい形なのですが、骨格ナチュラルさんの手には少し相性が良くないことが多いんです。
なぜかというと、骨格ナチュラルさんは手や指がしっかりとしているので、爪先だけが華奢に見えてしまうとアンバランスな印象になってしまうから。
特にワンカラーなどシンプルなデザインの時は、この違和感がより強く出てしまいます。
「指を長く見せたい」という理由でポイント型を選ぶ方もいらっしゃいますが、骨格ナチュラルさんの場合は別のアプローチの方が効果的です。
後ほど詳しくお伝えしますが、形よりもデザインで視線をコントロールする方が、より自然で美しい仕上がりになりますよ。
ベージュ系カラーで手が大きく見えてしまう

「上品で使いやすそう」と選びがちなベージュ系カラーですが、骨格ナチュラルさんには要注意なカラーなんです。
肌色に近いベージュを選んでしまうと、手と爪の境界が曖昧になって、かえって手が大きく見えてしまうことがあります。
特に、指と同化してしまうような薄いベージュは避けた方が無難です。
せっかくネイルをしているのに、「あれ、ネイルしてる?」なんて思われてしまうのはもったいないですよね。
骨格ナチュラルさんの場合は、むしろコントラストをつけた方が手元がすっきりと見えます。
同じベージュ系でも、少し色味を感じるグレージュやモカベージュなら、肌との差がつくので使いやすいですよ。
光沢質感で肌質と合わずに浮いて見える

最近人気の「ちゅるんネイル」や強い光沢感のあるネイルも、骨格ナチュラルさんには少し注意が必要です。
骨格ナチュラルさんの肌質は、硬すぎず柔らかすぎない、程よくマットな質感が特徴です。
そこにツヤツヤとした光沢感の強いネイルを合わせてしまうと、肌質とネイルの質感が対照的すぎて、爪先だけが浮いて見えてしまうことがあります。
「なんだか手に馴染んでない」と感じる原因の一つがこれなんです。
もちろん、全くツヤがダメというわけではありません。
ただ、骨格ナチュラルさんの場合は、マット寄りの質感の方が肌との統一感が出て、より自然で洗練された印象になります。
小さなパーツで物足りない印象に

可憐で上品に見える小さなストーンやパールも、骨格ナチュラルさんには少し物足りなく感じられることが多いです。
手や爪のサイズが大きめの骨格ナチュラルさんには、小さなパーツだと手の存在感に負けてしまうんです。
例えば、華奢な小さなストーンを一粒つけただけのデザインだと、「せっかくパーツをつけたのに、あまり目立たない」「なんだか地味になっちゃった」なんてことになりがちです。
骨格ナチュラルさんの場合は、むしろ大ぶりのパーツの方がバランスが取れて、手元が華やかに見えます。
小さなパーツを使いたい時は、複数使いでボリューム感を出すのがおすすめです。
繊細すぎるデザインで存在感が不足

線の細いフレンチネイルや、繊細な小花柄なども、骨格ナチュラルさんには少し弱い印象になってしまうことがあります。
確かに上品で美しいデザインなのですが、骨格ナチュラルさんの手の存在感に比べると、デザインが負けてしまうんです。
特に、きれいめで可憐な印象のデザインは、骨格ナチュラルさんの持つスタイリッシュで大人っぽい魅力とは少しテイストが異なります。
無理に可愛らしいデザインを選ぶよりも、あなたの持つ自然な美しさを活かすデザインの方が断然素敵に見えますよ。
骨格ナチュラルに最適なネイル形状の選び方
失敗パターンを踏まえて、今度は骨格ナチュラルさんに最適なネイル形状について詳しく見ていきましょう。
形選びは、ネイル全体の印象を左右する重要なポイントです。
スクエアオフが基本の理由と魅力

骨格ナチュラルさんに最もおすすめしたいのが「スクエアオフ」という形です。
スクエアオフは、四角いスクエア型の角を少し丸くした形で、骨格ナチュラルさんの手にとても良く似合います。
なぜスクエアオフが良いのかというと、骨格ナチュラルさんの持つしっかりとした骨格に、形のフレーム感がマッチするからです。
角張りすぎず、でも存在感はしっかりとある。
この絶妙なバランスが、骨格ナチュラルさんの手を美しく見せてくれます。
スクエアオフは強度も高いので、日常生活でも欠けにくく実用的です。
長さも短めから長めまで幅広く対応できるので、お仕事の都合やライフスタイルに合わせて調整できるのも嬉しいポイントですね。
セルフネイルでスクエアオフに整える時は、まず爪先を四角く整えてから、角の部分だけを軽く丸くするイメージです。
一気に削ろうとせず、少しずつ様子を見ながら整えるのがコツです。
ラウンドを選ぶ時の注意点とコツ

「角ばった形よりも、丸い形の方が好み」という骨格ナチュラルさんもいらっしゃると思います。
ラウンド型を選ぶ時は、いくつか注意点があります。
まず大切なのは、爪先を細くしすぎないことです。
ラウンド型というと、指先のカーブに沿って丸く整えるイメージがありますが、骨格ナチュラルさんの場合は少し幅を残した方がバランスが良くなります。
また、ラウンド型を選ぶ時は、デザインで存在感を補うことが重要です。
シンプルなワンカラーだけだと、どうしても物足りない印象になってしまうので、パーツを使ったり、アートを加えたりして華やかさをプラスしましょう。
「優しい印象にしたいからラウンド」という考え方も素敵ですが、骨格ナチュラルさんの場合は、形よりもカラーやデザインで優しさを表現した方が、より自然で美しい仕上がりになりますよ。
避けるべき形状と代替案

先ほども触れましたが、ポイント型(アーモンド型)は骨格ナチュラルさんには少し扱いが難しい形です。
「指を長く見せたい」という目的でポイント型を考えている場合は、別のアプローチをおすすめします。
指を長く見せたい時は、形よりも縦のラインを意識したデザインを選ぶ方が効果的です。
例えば、縦のグラデーションや、縦にラインの入ったデザインなどです。
これなら、骨格ナチュラルさんの手に似合いながら、指長効果も期待できます。
また、極端に長いネイルも、骨格ナチュラルさんには注意が必要です。
元々手が大きめなので、長すぎるネイルにしてしまうと、さらに手が大きく見えてしまうことがあります。
程よい長さで、品良く仕上げる方が断然素敵に見えますよ。
質感とカラー選びの黄金ルール
形が決まったら、次は質感とカラー選びです。
この組み合わせで、ネイル全体の印象が大きく変わります。
骨格ナチュラルさんならではの選び方のコツをお伝えします。
マット質感で統一感を演出するメリット

骨格ナチュラルさんに最もおすすめしたい質感が「マット質感」です。
骨格ナチュラルさんの肌質は程よくマットなので、ネイルもマット質感にすることで、手全体に統一感が生まれて、とても洗練された印象になります。
マット質感のネイルは、カジュアルな雰囲気も得意な骨格ナチュラルさんにぴったりです。
服装でも、麻やガーゼ、コーデュロイなどのナチュラルな素材がお似合いになりますが、ネイルでもその延長線上で考えると、マット質感がしっくりくるんです。
「マットって地味にならない?」と心配される方もいらっしゃいますが、全然そんなことはありません。
マット質感には独特の上品さと大人っぽさがあります。
特に、深みのあるカラーと組み合わせると、とても sophisticatedな印象になりますよ。
マットネイルは、通常のネイルの上にマットトップコートを塗るだけで簡単に作れます。
セルフネイルでも挑戦しやすいので、ぜひ試してみてくださいね。
肌馴染みしすぎるカラーを避ける工夫

先ほどもお伝えしましたが、骨格ナチュラルさんは肌と同化してしまうようなベージュ系カラーは避けた方が無難です。
でも、「ナチュラルなカラーが好き」という方も多いと思います。
そんな時は、少しコントラストをつけることを意識してみてください。
例えば、ベージュでも少しピンクやグレーが入ったものを選ぶと、肌との差がついて手元がすっきりと見えます。
また、同じナチュラル系でも、カーキやテラコッタ、ダスティピンクなど、少し個性のあるカラーもおすすめです。
これらのカラーは、骨格ナチュラルさんの持つカジュアルで自然な魅力にとても良く似合います。
「職場で派手なカラーは難しい」という場合でも、これらのカラーなら上品で落ち着いた印象を保ちながら、おしゃれ度をアップできますよ。
季節別おすすめカラーパレット

季節ごとに、骨格ナチュラルさんにおすすめのカラーをご紹介します。
季節感を取り入れることで、より洗練されたネイルになります。
春には、新緑をイメージしたオリーブグリーンや、桜のようなダスティピンクがおすすめです。
フレッシュでありながら、骨格ナチュラルさんの自然な魅力を引き出してくれます。
夏は、デニムブルーやテラコッタオレンジなど、少しスパイシーなカラーが素敵です。
リゾート感もありながら、大人っぽさも演出できます。
ターコイズブルーも、骨格ナチュラルさんの健康的な魅力にぴったりです。
秋には、深みのあるバーガンディやマスタードイエロー、カーキなどがおすすめです。
これらのカラーは、骨格ナチュラルさんが得意なこっくりとした秋冬ファッションとも相性抜群です。
冬は、ダークネイビーやチョコレートブラウン、深いグリーンなどで、落ち着いた大人の魅力を演出しましょう。
黒に近い濃いカラーも、骨格ナチュラルさんなら上品に着こなせます。
デザイン選びで差をつけるコツ
カラーと質感が決まったら、いよいよデザイン選びです。
骨格ナチュラルさんならではの、手元を美しく見せるデザインのコツをお伝えします。
大ぶりパーツの効果的な使い方

骨格ナチュラルさんには、大ぶりのパーツがとても良く似合います。
手や爪のサイズが大きめなので、大きなパーツでもバランスが取れて、むしろ手元が華やかに見えるんです。
ただし、大ぶりパーツを使う時は、全部の指につけるのではなく、アクセント的に使うのがポイントです。
例えば、薬指だけに大きなストーンをつけて、他の指はシンプルに仕上げるといった感じです。
パールも、小粒より大粒の方が骨格ナチュラルさんには似合います。
特に、少しいびつな形のバロックパールは、骨格ナチュラルさんの自然な魅力にぴったりです。
金属系のパーツを使う時も、華奢なものより存在感のあるものを選びましょう。
ゴールドのスタッズや、シルバーのリングパーツなど、少しボリューム感のあるパーツがおすすめです。
ボタニカル柄で自然な美しさを表現

骨格ナチュラルさんの大得意なデザインが「ボタニカル柄」です。
花や葉っぱなどの植物モチーフは、骨格ナチュラルさんの自然な魅力を最大限に引き出してくれます。
ただし、同じボタニカル柄でも、線の細いきれいめな花柄や、可愛らしい小花柄は避けた方が無難です。
骨格ナチュラルさんには、もう少し存在感のあるボタニカル柄の方が似合います。
例えば、大きめの葉っぱをモチーフにしたデザインや、野草のようなナチュラルな花柄などがおすすめです。
リアルに描きすぎるよりも、少し抽象的な感じの方が洗練されて見えますよ。
色使いも、リアルすぎる緑や赤よりも、少しくすんだトーンの方が大人っぽく仕上がります。
グレイッシュグリーンやダスティピンクなど、少し色を落とした感じのボタニカル柄が特におすすめです。
ランダムデザインで視線を分散させる効果

骨格ナチュラルさんには、規則正しく並んだデザインよりも、ランダムなデザインの方が似合います。
不規則なデザインは視線を分散させて、手の凹凸や関節の大きさを目立たなくさせる効果があります。
例えば、各指で異なるデザインにするアシンメトリーネイルは、骨格ナチュラルさんにとても良く似合います。
統一感を保ちながらも、それぞれ少しずつ違うデザインにすることで、見ていて飽きない素敵な仕上がりになります。
ペイズリー柄や大理石柄、迷彩柄なども、骨格ナチュラルさんの得意なランダムデザインです。
これらの柄は、カジュアルでありながら洗練された印象も与えてくれます。
パーツを使う時も、規則正しく並べるよりも、ランダムに配置した方が自然で素敵に見えます。
まるで自然に散りばめられたような、そんな感じのデザインを目指してみてください。
シーン別ネイル戦略
骨格ナチュラルさんが、それぞれのシーンで最適なネイルを選ぶためのコツをお伝えします。
TPOに合わせながらも、あなたらしさを表現する方法を見ていきましょう。
オフィスでも浮かないナチュラル系ネイル

お仕事の都合で派手なネイルが難しい場合でも、骨格ナチュラルさんらしい素敵なネイルは楽しめます。
ポイントは、カラー選びと質感にこだわることです。
オフィスネイルでは、グレージュやモカベージュなど、肌馴染みは良いけれど少し個性のあるカラーがおすすめです。
完全に肌と同化してしまうベージュは避けて、少しコントラストのつくカラーを選びましょう。
質感は、やはりマットがおすすめです。
マット質感なら、濃いめのカラーでも上品で落ち着いた印象になります。
ダークネイビーやチョコレートブラウンのマットネイルは、とても大人っぽくて素敵ですよ。
形は、短めのスクエアオフで清潔感をキープしましょう。
長すぎると職場では目立ってしまうので、指先から2〜3mm程度の控えめな長さがベストです。
デザインは、あまり複雑にせず、ワンカラーや、さりげないグラデーションくらいがちょうど良いでしょう。
パーツを使う場合は、小さめのものを1粒程度に抑えておくと安心です。
休日のカジュアルネイルで個性を表現

お休みの日は、骨格ナチュラルさんの個性を思いっきり表現できるチャンスです。
普段は控えめにしているデザインも、休日なら自由に楽しめますね。
カジュアルネイルでは、テラコッタやカーキ、マスタードイエローなど、骨格ナチュラルさんの得意なアースカラーを使ってみましょう。
これらのカラーは、デニムやナチュラル素材の服装ととても良く合います。
デザインも、ボタニカル柄やランダムデザインなど、骨格ナチュラルさんらしいものを思いっきり楽しみましょう。
各指で違うデザインにしたり、大ぶりのパーツを使ったりして、遊び心をプラスするのも素敵です。
質感も、マット以外にサテンやセミマットなど、少し変化をつけてみるのも面白いですね。
全部マットにするのではなく、一部だけツヤを残すというテクニックもあります。
カジュアルな時こそ、骨格ナチュラルさんの自然な魅力が活かされます。
あまり作り込みすぎず、リラックスした雰囲気のネイルを楽しんでください。
特別な日の華やかデザイン

結婚式やパーティーなど、特別な日のネイルでは、いつもより華やかにしたいですよね。
骨格ナチュラルさんなら、大ぶりのパーツや個性的なデザインで、人とは違う素敵な仕上がりを目指しましょう。
特別な日こそ、骨格ナチュラルさんの得意な大ぶりパーツの出番です。
大粒のパールや、存在感のあるストーンを使って、豪華さを演出しましょう。
手や爪が大きめだからこそ、大きなパーツでもバランス良く決まります。
カラーも、普段は選ばないような深みのあるカラーにチャレンジしてみてください。
バーガンディやダークネイビー、深いグリーンなど、大人っぽくて上品なカラーが特別感を演出してくれます。
デザインは、アートネイルに挑戦してみるのも素敵です。
ボタニカル柄を少し豪華にアレンジしたり、金箔を使ったりして、いつもとは違う仕上がりを楽しみましょう。
ただし、特別な日だからといって、骨格ナチュラルさんに似合わないデザインを無理に選ぶ必要はありません。
あなたらしさを大切にしながら、いつもより華やかさをプラスする程度が、一番美しく見えるバランスです。
セルフネイルでの実践テクニック
サロンに行く時間がない時や、自分でネイルを楽しみたい時のために、セルフネイルでのテクニックをお伝えします。
骨格ナチュラルさんに最適な方法を中心に解説しますね。
形の整え方の基本手順とコツ

セルフネイルでスクエアオフに整える時の手順をご説明します。
まず必要な道具は、ネイルファイル(爪やすり)とバッファーです。
100円ショップでも購入できるので、手軽に始められますよ。
最初に、爪切りで大まかな長さに整えます。
この時、希望の長さより少し長めに切っておくのがポイントです。
爪切りだけだと断面がガタガタになってしまうので、必ずファイルで仕上げが必要です。
次に、ネイルファイルを爪に対して45度の角度で当てて、一方向にだけ動かして削ります。
往復させると爪が傷んでしまうので注意してくださいね。
まず爪先を平らに整えてから、両端の角を軽く丸めてスクエアオフの形にします。
形を整える時は、左右のバランスを見ながら少しずつ調整しましょう。
一気に削ろうとすると、削りすぎて短くなってしまうことがあります。
仕上げに、バッファーで爪の表面を軽く磨いて滑らかにします。
こうすることで、ポリッシュの発色も良くなりますし、持ちも良くなりますよ。
失敗しにくいデザインのコツ

セルフネイルで失敗しないためには、あまり複雑なデザインに挑戦しないことが大切です。
骨格ナチュラルさんの場合、シンプルなデザインでも十分素敵に見えるので、無理をする必要はありません。
初心者の方におすすめなのは、ワンカラーにパーツを一つプラスするデザインです。
マットなテラコッタやカーキなどでワンカラーに塗って、薬指だけに大きめのパールを一粒つけるだけで、とても洗練された仕上がりになります。
グラデーションも、骨格ナチュラルさんには似合いやすいデザインです。
同系色の2〜3色を使って、縦方向にグラデーションを作ると、指長効果も期待できます。
スポンジを使えば、意外と簡単にできますよ。
ボタニカル柄に挑戦したい時は、ネイルシールを活用するのもおすすめです。
最近は質の良いシールがたくさん出ているので、手描きしなくても素敵なボタニカルネイルが楽しめます。
大切なのは、完璧を求めすぎないことです。
少しくらい不揃いでも、それが手作りの味わいになります。
骨格ナチュラルさんの自然な魅力には、完璧すぎるより少し力の抜けた感じの方が似合うんです。
長持ちさせるケア方法

せっかく頑張って塗ったネイルには、できるだけ長持ちしてほしいですよね。
ちょっとしたコツで、持ちを良くすることができます。
まず、ポリッシュを塗る前の下準備が重要です。
爪の油分をしっかり除去してから、ベースコートを塗りましょう。
ベースコートは爪を保護するだけでなく、ポリッシュの密着を良くしてくれます。
カラーポリッシュは、薄く2〜3回に分けて塗るのがコツです。
一度に厚く塗ってしまうと、乾きが悪くなって剥がれやすくなります。
各層をしっかり乾かしてから次を塗ることで、美しい発色と持ちの良さを両立できます。
仕上げのトップコートも忘れずに塗りましょう。
マット仕上げにしたい場合は、マット専用のトップコートを使います。
トップコートは3〜4日おきに重ね塗りすると、より長持ちします。
日常生活では、水仕事の時にゴム手袋をつけたり、指先を使う細かい作業を避けたりすることで、ネイルを長持ちさせることができます。
また、ネイルオイルで爪周りを保湿することも、ネイルの持ちを良くしてくれますよ。
ネイルサロンでの失敗しないオーダー術
セルフネイルも良いけれど、やっぱりプロの技術で仕上げてもらいたい時もありますよね。
ネイルサロンで理想通りの仕上がりにしてもらうためのオーダー術をお伝えします。
ネイリストへの伝え方テンプレート

ネイルサロンで「思っていたのと違う」という失敗を避けるためには、自分の希望を明確に伝えることが大切です。
骨格ナチュラルさんの場合、特に伝えておきたいポイントがあります。
まず、形については「スクエアオフでお願いします。
角は少し丸めに、でも存在感は残してください」と伝えましょう。
ラウンドを希望する場合は「ラウンドですが、あまり細くならないようにお願いします」と付け加えると良いでしょう。
質感について「マット仕上げが好みです」と最初に伝えておくのも重要です。
最後になってマットにしてもらおうとすると、デザインによっては対応が難しい場合があります。
デザインについては「大ぶりのパーツが似合うタイプなので、存在感のあるデザインでお願いします」「繊細すぎるより、少し存在感があった方が似合います」といった感じで、自分の骨格タイプの特徴を伝えると、ネイリストさんも提案しやすくなります。
カラーについては「肌と同化しすぎないカラーが良いです」「ベージュ系なら、少しコントラストのつくものでお願いします」と伝えると、より理想に近い仕上がりになりますよ。
参考画像の選び方と見せ方

ネイルサロンに行く時は、参考画像を持参すると、イメージが伝わりやすくなります。
ただし、画像の選び方にもコツがあります。
骨格ナチュラルさんの場合、細い指の人のネイル画像を参考にしてしまうと、同じデザインでも仕上がりが違って見えることがあります。
できるだけ、自分と似たような手のタイプの人の画像を選ぶようにしましょう。
また、一つの画像だけでなく、複数の画像を組み合わせて伝えるのも効果的です。
「この色で、この形で、このくらいの存在感で」といった感じで、要素を分けて説明すると、より正確にイメージが伝わります。
「この画像のここが好きです」「この部分は少し控えめにしたいです」といったように、具体的に伝えることも大切です。
漠然と「この感じで」と伝えるより、どの要素を重視したいかを明確にした方が、理想に近い仕上がりになります。
逆に「これは避けたいです」という画像も持参すると良いでしょう。
特に、過去に失敗したデザインがある場合は、それも一緒に見せて「こういう感じにはならないようにお願いします」と伝えると安心です。
修正が必要な時の対処法

仕上がりを見て「ちょっと思っていたのと違うかも」と感じた時は、遠慮せずに相談しましょう。
多くのサロンでは、お客様が納得いくまで調整してくれます。
ただし、修正をお願いする時は、具体的に何が気になるかを伝えることが大切です。
「なんとなく違う」ではなく「もう少しマットにしてほしい」「パーツが小さすぎるので、大きめのものに変更できますか」といった感じで、具体的にお願いしましょう。
形については、削って短くすることはできても、長くすることはできません。
そのため、最初のカウンセリングで長さをしっかり確認しておくことが重要です。
「思ったより短くなってしまった」という失敗を避けるためにも、少し長めからスタートして調整してもらうのがおすすめです。
カラーについては、上から重ね塗りすることで調整できる場合が多いです。
「もう少し濃くしてほしい」「もう少し色味を変えてほしい」といった要望は、比較的対応しやすいので、気軽に相談してみてください。
大切なのは、コミュニケーションを大切にすることです。
ネイリストさんも、お客様に喜んでもらいたいと思っているので、率直に感想を伝えれば、きっと良い解決策を提案してくれるはずです。
まとめ
骨格ナチュラルさんのネイル選びは、ちょっとしたコツを知っているかどうかで、仕上がりが大きく変わります。
今回お伝えしたポイントを改めて整理してみますね。
形選びでは、スクエアオフが基本です。
骨格ナチュラルさんのしっかりとした手に、フレーム感のある形がとても良く似合います。
ラウンドを選ぶ時は、あまり細くしすぎないことがポイントです。
逆に、ポイント型のような華奢な形は避けた方が無難でしょう。
質感は、マットがおすすめです。
骨格ナチュラルさんの程よくマットな肌質に統一感が生まれて、とても洗練された印象になります。
光沢の強すぎるネイルは、肌質と対照的になって浮いて見えることがあるので注意が必要です。
カラー選びでは、肌と同化してしまうベージュは避けて、少しコントラストのつくカラーを選びましょう。
テラコッタやカーキ、グレージュなど、骨格ナチュラルさんらしい自然なカラーがおすすめです。
デザインは、大ぶりのパーツや存在感のあるデザインを選ぶことで、手とのバランスが取れます。
ボタニカル柄やランダムデザインも、骨格ナチュラルさんの自然な魅力を引き出してくれます。
繊細すぎるデザインや小さなパーツは、物足りない印象になってしまうことが多いので避けた方が良いでしょう。
そして何より大切なのは、無理に他の骨格タイプに似合うデザインを真似しようとしないことです。
骨格ナチュラルさんには、骨格ナチュラルさんならではの美しさがあります。
その魅力を最大限に活かすネイル選びをすることで、手元がぐっと洗練されて、あなたらしい素敵な仕上がりになりますよ。
最初は慣れないかもしれませんが、今回お伝えしたコツを少しずつ取り入れていけば、きっと「似合わない」から「素敵!」に変わるはずです。
ぜひ、あなたらしいネイルを楽しんでくださいね♪