「試着してみたら思っていたのと違った」「なんだかしっくりこない」そんな経験はありませんか?
骨格ナチュラルの方は、ご自身の体型の特徴を活かした服選びをすることで、グッとスタイルアップして見えるんです♪
今回は、骨格ナチュラルに似合う服の選び方から、シーン別のコーディネート術、さらには苦手とされるアイテムを上手に着こなすコツまで、詳しくお伝えしていきます。
毎日のお洋服選びがもっと楽しくなる情報が盛りだくさんですので、ぜひ最後までご覧くださいね◎
そもそも骨格ナチュラルって?基本の特徴をおさらい
骨格診断を受けて「ナチュラル」と診断されたものの、具体的にどんな特徴があるのか、改めて確認してみましょう。
自分の体型をしっかり理解することが、似合う服選びの第一歩です!
骨格ナチュラルの体型的特徴

骨格ナチュラルの方は、骨や関節がしっかりしていて、全体的にフレーム感のあるスタイリッシュな体型が特徴です。
主な体型的特徴
- 肩幅がしっかりしている
- 鎖骨や肩甲骨が目立ちやすい
- 手首や足首の骨が太く、関節が大きい
- 筋肉や脂肪よりも骨格の存在感が強い
- 全体的に四角いフレーム感がある
- 身長に関わらず手足が長く見える
「モデル体型」と言われることも多く、実際にファッションモデルに骨格ナチュラルの方が多いとされています。
スタイリッシュで中性的な印象があり、直線的なボディラインが魅力的な骨格タイプです◎
肌質・質感の特徴

骨格ナチュラルの方は、肌質にも特徴があります。
肌質の特徴
- マットでドライな質感
- さらりとした手触り
- 麻やリネンのような自然な風合い
- 人によっては少し厚めの皮膚
この肌質の特徴があるからこそ、天然素材やナチュラルな風合いの服がとてもよく似合うんです。
逆に、ツヤ感の強いサテンやシルクなどの素材は、肌質との相性があまり良くない傾向があります。
骨格ストレートとの違い

同じ「骨格がしっかりしている」と感じても、ストレートとナチュラルでは大きく異なります。
骨格ストレートの特徴
- 筋肉質で厚みのあるボディ
- バストやヒップに立体感がある
- 上半身に重心がある
- ハリのある肌質
骨格ナチュラルの特徴
- 骨格はしっかりしているが肉感は少ない
- フラットで直線的なボディライン
- 重心の偏りが少ない
- マットでドライな肌質
ストレートの方がジャストサイズでメリハリを活かすのに対し、ナチュラルの方はゆったりしたサイズ感で骨格をカバーするのがポイントです!
骨格ナチュラルに似合う服の基本ルール
骨格ナチュラルの方が輝く服選びには、いくつかの基本ルールがあります。
これらのポイントを押さえるだけで、グッとスタイルアップして見えますよ♪
似合うシルエット・サイズ感
骨格ナチュラルの方の最大の味方は「ゆったりしたサイズ感」です。
おすすめのシルエット
- オーバーサイズ・ビッグシルエット
- ドロップショルダーのトップス
- ワイドパンツやワイドスカート
- マキシ丈・ロング丈のアイテム
- ボリューミーなデザイン
ジャストサイズよりも、ワンサイズ上を選ぶくらいの気持ちで選んでみてください。
骨格がしっかりしているからこそ、大きめサイズでも「服に着られている感」が出ません。
むしろ、体から服が離れることで骨格の角ばった印象がやわらぎ、女性らしい印象を作ることができるんです◎
着丈のポイント
- トップスは長め丈を選ぶ
- 特にアウターはロング丈がおすすめ
- ショート丈は重心が上がるので注意
全体のバランスを考えて、下重心を意識することで、よりスタイルよく見えます!
得意な素材・質感

骨格ナチュラルの方は、マットな肌質に合う自然な風合いの素材が得意です。
おすすめ素材
- コットン(特に洗いざらしの風合い)
- リネン・麻
- ローゲージニット
- コーデュロイ
- ツイード
- デニム(特にダメージ加工や色落ち加工)
- スエード
- レザー
これらの素材は、骨格ナチュラルの方の持つナチュラルで力の抜けた魅力を引き立ててくれます。
春夏におすすめ コットンやリネンなどの天然素材は、暑い季節でも快適に過ごせて、見た目にも涼しげな印象を与えてくれます。
秋冬におすすめ ローゲージニットやコーデュロイなど、温かみがあって質感豊かな素材が活躍します。
厚みのある素材を選ぶことで、骨格の印象をやわらげる効果もありますよ♪
おすすめの柄・色使い


骨格ナチュラルの方は、カジュアルで個性的な柄がとても似合います。
得意な柄
- チェック柄(特に大きめのチェック)
- ストライプ(太めのボーダーなど)
- ペイズリー柄
- ボタニカル柄
- 迷彩柄
- 不規則なランダム柄
細かすぎる柄よりも、存在感のある大きめの柄の方が、しっかりした骨格に負けずに映えます。
色使いのコツ
- 強すぎないコントラスト
- アースカラーとの相性が抜群
- モノトーンでまとめるのも◎
- 鮮やか過ぎない落ち着いた色味
ドライな肌質には、あまりコントラストが強すぎない色合いの方が自然に馴染みます。
ベージュ、カーキ、ブラウンなどのアースカラーは特におすすめです!
アイテム別!骨格ナチュラルに似合う服選びのコツ
ここからは、具体的なアイテム別に、骨格ナチュラルの方が選ぶべきポイントをお伝えしていきます。
お買い物の際の参考にしてくださいね♪
トップス選びのポイント
骨格ナチュラルの方のトップス選びで大切なのは、肩まわりと首元のデザインです。
おすすめの首元デザイン
- タートルネック・ハイネック
- クルーネック・ラウンドネック
- ボートネック
- オフタートルネック
首元が詰まったデザインを選ぶことで、鎖骨の存在感をやわらげることができます。
逆に、大きく開いたVネックやオフショルダーは、骨格の印象を強調してしまうので要注意です。
袖のデザイン
- ドルマンスリーブ
- ドロップショルダー
- 七分袖・長袖
肩まわりにゆとりがあるデザインを選ぶことで、角ばった肩のラインをやわらかく見せることができます。
具体的なおすすめアイテム
- オーバーサイズのTシャツ・カットソー
- ゆったりしたブラウス
- ローゲージニット
- スウェット・パーカー
- シャツ(コットンやリネン素材)
これらのアイテムは、骨格ナチュラルの方の魅力を最大限に引き出してくれます◎
ボトムス選びのポイント
骨格ナチュラルの方は、パンツスタイルがとても得意です!
パンツ選びのコツ
- ワイドパンツ・ストレートパンツ
- ボーイフレンドデニム
- カーゴパンツ
- フルレングス・アンクル丈
- ゆとりのあるシルエット
細すぎるスキニーパンツよりも、適度にゆとりのあるシルエットの方がバランスよく見えます。
スカート選びのコツ
- マキシ丈・ロング丈
- Aラインシルエット
- プリーツスカート
- ティアードスカート
- ボリューム感のあるデザイン
スカートを選ぶ際は、膝が隠れる長さを意識してみてください。
膝の関節が目立ちやすい骨格ナチュラルの方にとって、ロング丈スカートは強い味方です!
素材のポイント
- デニム(特にダメージ加工)
- コーデュロイ
- コットン・リネン
- ツイード
厚みのある素材や、カジュアルな風合いの素材を選ぶことで、骨格の印象をやわらげることができます。
ワンピース・アウター選びのポイント
一枚で決まるワンピースや、コーディネートの要となるアウター選びも重要です。
ワンピース選びのコツ
- マキシ丈ワンピース
- ティアードワンピース
- シャツワンピース
- ゆったりしたAラインシルエット
- 袖にボリュームがあるデザイン
体のラインを拾いすぎない、ゆったりしたシルエットのワンピースがおすすめです。
布の分量が多いデザインを選ぶことで、骨格の角ばった印象をカバーできます。
アウター選びのコツ
- ロング丈のコート・カーディガン
- オーバーサイズのジャケット
- トレンチコート(マキシ丈)
- ガウンコート
- 厚手のニットアウター
アウターは、全体のシルエットを決める重要なアイテムです。
ロング丈を選ぶことで重心が下がり、スタイルアップ効果も期待できます♪
特に、腰より下の長さがあるアウターは、骨格ナチュラルの方の体型を美しく見せてくれるのでおすすめです。
シーン別骨格ナチュラルコーディネート
ここからは、具体的なシーン別に、骨格ナチュラルの方におすすめのコーディネートをご紹介していきます。
どれも今すぐ真似できるものばかりなので、ぜひ参考にしてみてくださいね!
デイリーカジュアルコーデ
普段使いにぴったりな、リラックス感のあるカジュアルコーデをご紹介します。
基本のTシャツ×デニムスタイル
- オーバーサイズの白Tシャツ
- ワイドデニムパンツ
- スニーカー
- 大きめのトートバッグ
骨格ナチュラルの方なら、この王道カジュアルスタイルがとてもサマになります。
Tシャツは少し長めの着丈を選んで、デニムにゆるくタックインするとこなれ感がアップします◎
ニット×スカートの上品カジュアル
- ローゲージのクルーネックニット
- チェック柄のプリーツスカート(ロング丈)
- ローファーやスニーカー
- レザーバッグ
チェック柄は骨格ナチュラルの方の得意柄なので、積極的に取り入れてみてください。
ニットとスカートの組み合わせは、カジュアルながらも上品な印象を作れるのでおすすめです♪
レイヤードスタイル
- 白のロングTシャツ
- オーバーサイズのシャツ(羽織りとして)
- ワイドパンツ
- スニーカー
重ね着も骨格ナチュラルの方の得意分野です。
シャツをカーディガンのように羽織ることで、こなれた印象を作ることができます。
オフィス・きれいめコーデ
お仕事シーンでも、骨格ナチュラルの方の魅力を活かせるコーディネートをご紹介します。
ジャケット×パンツのきれいめスタイル
- ゆったりしたジャケット(ノーカラーまたはテーラード)
- ストレートパンツ(センタープレス入り)
- シンプルなブラウス
- パンプス(太めヒール)
ジャケットは肩パッドが入っていない、自然な肩のラインのものを選びましょう。
パンツもタイトすぎず、適度にゆとりのあるシルエットがおすすめです。
シャツワンピーススタイル
- リネンまたはコットンのシャツワンピース
- ベルトでウエストマーク
- きれいめスニーカーまたはローファー
- 構造的なデザインのバッグ
シャツワンピースは、骨格ナチュラルの方にとって頼れるアイテムです。
一枚で決まるので、忙しい朝にも重宝します◎
セットアップスタイル
- ゆったりしたニットトップス
- 同素材のワイドパンツ
- きれいめスニーカー
- 構造的なバッグ
最近人気のセットアップも、骨格ナチュラルの方なら上下ゆったりしたものを選んでも着膨れしません。
ニット素材なら柔らかい印象も加わって、親しみやすさも演出できます。
お出かけ・特別な日コーデ
ちょっとしたお出かけや特別な日にも対応できるコーディネートをご紹介します。
マキシワンピーススタイル
- ティアードデザインのマキシワンピース
- デニムジャケットまたはカーディガン
- フラットシューズまたは厚底サンダル
- かごバッグまたは大きめトートバッグ
マキシ丈のワンピースは、骨格ナチュラルの方の体型を美しく見せてくれる優秀アイテムです。
一枚でサマになるので、コーディネートに迷った時にも安心です♪
ロングスカート×ニットスタイル
- ケーブルニットまたはローゲージニット
- ボリューム感のあるロングスカート
- ブーツまたはスニーカー
- レザーバッグ
ニットとスカートの組み合わせは、女性らしさと骨格ナチュラルの持つカジュアル感のバランスが絶妙です。
スカートにボリュームがあることで、上半身の骨格感もカバーできます。
大人のデニムスタイル
- 上質なデニムジャケット
- 白やベージュのゆったりしたブラウス
- きれいめなワイドパンツ
- きれいめスニーカーまたはローファー
デニムジャケットは、骨格ナチュラルの方のカジュアルな魅力を引き立ててくれるアイテムです。
インナーやボトムスをきれいめにすることで、大人っぽいカジュアルスタイルが完成します◎
骨格ナチュラルが避けたい「似合わない服」と対処法
どんな骨格タイプにも、苦手とされるアイテムがあります。
でも、ちょっとしたコツを知っていれば、苦手なアイテムも上手に着こなすことができるんです!
NGアイテムの特徴

骨格ナチュラルの方が避けた方が良いとされるアイテムをご紹介します。
苦手な素材
- シルク・サテンなどツヤのある素材
- シフォンやレースなど薄くて柔らかい素材
- ベルベットなど光沢のある素材
- かっちりしすぎるスーツ素材
これらの素材は、骨格ナチュラルの方のマットな肌質やカジュアルな魅力と相性があまり良くありません。
苦手なシルエット
- 体にフィットしすぎるタイトな服
- ショート丈のトップス
- 極端に細いスキニーパンツ
- 膝丈のスカート
- パフスリーブなど肩を強調するデザイン
これらのアイテムは、骨格ナチュラルの方の骨格感を強調してしまう可能性があります。
苦手な柄
- 小さすぎる細かい柄
- 規則正しく並んだドット柄
- 上品すぎる花柄
- 光沢のある柄
しっかりした骨格に対して、細かい柄は物足りなく見えてしまうことがあります。
似合わない服を着こなすテクニック
「でも、このアイテムも着てみたい!」そんな時に使えるテクニックをご紹介します。
タイトな服を着る時のコツ
- 厚手の素材を選ぶ
- アウターでボリュームをプラス
- アクセサリーで視線をそらす
- ボトムスでバランスを取る
体にフィットする服を着る場合は、素材選びが重要です。
薄手の素材よりも、しっかりした厚みのある素材を選ぶことで、骨格の印象をやわらげることができます。
ショート丈を着る時のコツ
- ボトムスにボリュームをプラス
- ワイドパンツを合わせる
- 厚底の靴で重心を下げる
- レイヤードで着丈を調整
ショート丈のトップスは、ボトムスでバランスを取ることが大切です。
ワイドパンツや厚底の靴を合わせることで、全体のバランスが整います。
薄手素材を着る時のコツ
- ゆったりしたサイズを選ぶ
- レイヤードで厚みをプラス
- 柄物を選んで視線をそらす
- アクセサリーでアクセントを加える
薄手の素材は、サイズ感でカバーすることができます。
オーバーサイズを選んだり、重ね着をすることで、素材の薄さをカバーできます♪
上品すぎるアイテムを着る時のコツ
- カジュアルなアイテムと組み合わせる
- スニーカーやデニムでカジュアルダウン
- 大ぶりのアクセサリーでバランスを取る
- ヘアスタイルで抜け感をプラス
上品すぎるアイテムは、カジュアルなアイテムと組み合わせることで、骨格ナチュラルの方らしい着こなしにできます。
例えば、きれいめなブラウスにデニムを合わせたり、ワンピースにスニーカーを合わせたりするのがおすすめです◎
小さい柄を着る時のコツ
- ゆったりしたシルエットを選ぶ
- 無地のアイテムと組み合わせる
- アクセサリーでボリュームをプラス
- ヘアスタイルで印象を変える
小さい柄は、サイズ感やコーディネートでカバーできます。
全身を小さい柄にせず、どこか一部分に留めることで、バランスよく着こなせます。
まとめ
骨格ナチュラルの方に似合う服選びのポイントをたっぷりとお伝えしてきました♪
骨格ナチュラルに似合う服の基本ルール
- ゆったりしたサイズ感・オーバーサイズ
- 天然素材やマットな質感
- カジュアルで存在感のある柄
- 長め丈・ロング丈のアイテム
アイテム選びのコツ
- トップスは首元が詰まったデザイン
- ボトムスはワイドシルエット
- ワンピースはマキシ丈やティアードデザイン
- アウターはロング丈を選ぶ
シーン別コーディネート
- カジュアル:Tシャツ×デニムの王道スタイル
- きれいめ:ゆったりジャケット×ストレートパンツ
- お出かけ:マキシワンピースで一枚コーデ
苦手アイテムの着こなし術
- 厚手素材でカバー
- ボリュームでバランスを取る
- カジュアルアイテムと組み合わせる
骨格ナチュラルの方は、スタイリッシュで中性的な魅力が特徴です。
その魅力を最大限に活かすためには、ご自身の体型の特徴を理解して、それに合った服選びをすることが大切です。
今回ご紹介したポイントを参考に、毎日のコーディネートをもっと楽しんでいただけたら嬉しいです。
自分に似合う服を知ることで、毎朝の服選びがきっとラクになりますし、何より自信を持っておしゃれを楽しめるようになりますよ◎
あなたらしい素敵なファッションライフを応援しています!